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ふるさと活動隊が創立者出身地での活動を報告

試行錯誤して作成したプランを説明(鳥取チーム)

本学創立者3人の出身地(鳥取県、山形県天童市、福井県鯖江市)で実施した学生派遣プログラム「ふるさと活動隊」(本紙第696号既報)の成果報告会が10月24日、駿河台キャンパス・リバティタワーで行われた。参加した学生たちは、プログラムの成果や課題などをまとめ、3地域の自治体関係者を前に発表。実践的な学びを通じ、地域活性に貢献するさまざまなプランを提案した。

鳥取チームは、移住者誘致を見据えた同市の魅力を発信する体験レポ作りに挑戦。「実際に訪れてみないとわからない魅力があった」と、自らの体験をもとにした、まち巡りプランを提案するホームページを作成した。大学生向けの観光マップを制作した天童チームは、街中の無料Wi-Fiスポットや思わずSNSに投稿したくなる場所を紹介するなど、若者目線の内容を取り入れ、天童の魅力を発信した。「あなたしか知らない河和田のおもてなし創り」に取り組んだ鯖江チームは、まちの伝統文化体験や「河和田くらしの祭典」の手伝いを通して得た魅力についてSNSを使って広報した。

報告後、自治体関係者からは「体験を踏まえた発信なので訴求力がある。どう生かしていくか今後の課題」(鳥取)、「東京からのアクセスなどを取り入れても良かった」(天童)、「枠にとらわれず、もっと自由な発想で魅力を紹介してもいい」(鯖江)など、それぞれ講評が語られた。