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政治経済学部・市川ゼミ、木寺ゼミが公共政策フォーラムで受賞

3年生20人で作り上げた木寺ゼミ 2年連続トップ賞の市川ゼミ

日本公共政策学会と新潟県中魚沼郡津南町の共催による「公共政策フォーラム2016 in 津南」(学生政策コンペ)が9月24日から25日、現地で開催され、政治経済学部の市川宏雄ゼミ、木寺元ゼミが出場。市川ゼミが最優秀賞にあたる日本公共政策学会長賞、木寺ゼミが3位に相当する津南町議会議長賞を受賞した。

今年のテーマは、「みんな雪のおかげ」。日本有数の豪雪地帯である津南町をはじめ、同様の課題をもった地域に対する、農業・観光振興、人口増加と雇用の創出といった政策提言を全国14大学18チームで競った。

市川ゼミは、過疎地の大きな問題である空き家をオーナー制度と組み合わせた「一口家主制度」を糸口として、NPOを含めた地域活性化策「空き家を助雪し町を元気に!~あなたもオーナー『一口家主制度』~」を策定。さまざまな事例を提示することで、実現可能性の高さを印象づけた。

木寺ゼミは、津南町にコミュニティデザインを学ぶ場として“地域留学”という新たな実践学習を掲げ、定期的に若者が集まれる流れを生み出すプラン「地域留学が自然と人をつなぐまち~学生がデザインする新しいコミュニティのカタチ~」を提案した。

市川ゼミは、昨年の釧路大会でも日本公共政策学会長賞を受賞し、2年連続のトップ賞。昨年は初参加となった木寺ゼミも釧路市長賞を受賞しており、2年連続の入賞となった。