文部科学省は10月13日、「平成28年度科学研究費助成事業の配分について」を公表した。明治大学の交付内定額(配分額)は6億6742万円(昨年度は6億3011万円)、採択数は298件(同283件)でいずれも過去最高を記録した。
研究分野の「細目別採択件数上位10機関(過去5年の新規採択の累計数)」では、本学から13分野がランクインし、「数学基礎・応用数学」では全国の大学・研究機関の中で1位となった(本学初)。全国約1300の大学・研究機関のうち、各細目別採択件数で1位を取っているのは83機関で、そのうち私立大学は10校だった。
本学は2008年に、文部科学省のグローバルCOEプログラム(国際的に卓越した教育研究拠点形成のための重点的支援事業)に採択された「現象数理学の形成と発展」の研究拠点として、先端数理科学インスティテュート(MIMS)を設置し研究体制を強化。その後も、大学院先端数理科学研究科(2011年)や総合数理学部(2013年)を新設するなど、数理科学分野における教育・研究を積極的に推進している。
本学における「細目別採択件数上位10機関」にランクインした研究分野は以下のとおり。
▼「文化財科学・博物館学」7位 ▼「日本文学」10位 ▼「アジア史・アフリカ史」6位 ▼「ヨーロッパ史・アメリカ史」4位 ▼「考古学」5位 ▼「新領域法学」10位 ▼「経営学」7位 ▼「商学」8位 ▼「会計学」7位 ▼「計算科学」9位 ▼「数学基礎・応用数学」1位 ▼「(旧)農業経済学」3位 ▼「(旧)基礎獣医学・畜産学」8位
研究分野の「細目別採択件数上位10機関(過去5年の新規採択の累計数)」では、本学から13分野がランクインし、「数学基礎・応用数学」では全国の大学・研究機関の中で1位となった(本学初)。全国約1300の大学・研究機関のうち、各細目別採択件数で1位を取っているのは83機関で、そのうち私立大学は10校だった。
本学は2008年に、文部科学省のグローバルCOEプログラム(国際的に卓越した教育研究拠点形成のための重点的支援事業)に採択された「現象数理学の形成と発展」の研究拠点として、先端数理科学インスティテュート(MIMS)を設置し研究体制を強化。その後も、大学院先端数理科学研究科(2011年)や総合数理学部(2013年)を新設するなど、数理科学分野における教育・研究を積極的に推進している。
本学における「細目別採択件数上位10機関」にランクインした研究分野は以下のとおり。
▼「文化財科学・博物館学」7位 ▼「日本文学」10位 ▼「アジア史・アフリカ史」6位 ▼「ヨーロッパ史・アメリカ史」4位 ▼「考古学」5位 ▼「新領域法学」10位 ▼「経営学」7位 ▼「商学」8位 ▼「会計学」7位 ▼「計算科学」9位 ▼「数学基礎・応用数学」1位 ▼「(旧)農業経済学」3位 ▼「(旧)基礎獣医学・畜産学」8位
「数学基礎・応用数学」細目別採択件数上位5機関
順位 | 機関名 | 新規採択 累計数 |
累計配分額 | 応募件数累計数 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 私 | 明治大学 | 20.5 | 28,700 | 46.0 |
2 | 国 | 京都大学 | 20.0 | 46,600 | 40.5 |
3 | 国 | 九州大学 | 18.0 | 24,500 | 53.0 |
4 | 国 | 神戸大学 | 17.5 | 17,850 | 45.0 |
5 | 国 | 東京大学 | 16.0 | 27,400 | 26.5 |
(累計配分額の単位は「千円」)
科学研究費(科研費)
文部科学省と独立行政法人日本学術振興会が、全国の大学や研究機関で行われている研究活動に対し、必要な資金を研究者に助成する仕組みの一つ。人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争的研究資金」である。