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創立者出身地・鳥取市と連携協力に関する協定を締結

協定書を手に笑顔の土屋学長と深澤市長

明治大学は11月13日、創立者・岸本辰雄の出身地である鳥取市と、連携協力に関する協定を締結した。市役所で行われた締結式には、明大から土屋恵一郎学長、鈴木利大学務担当常勤理事、矢ケ崎淳子社会連携副機構長が、鳥取市からは、深澤義彦市長、木下法広教育長らが列席。関係者が見守る中、土屋学長、深澤市長が協定書にそれぞれサインした。

この協定は、鳥取市が有する歴史・伝統・文化・自然ならびに明大が有する知的資産および人材を有機的に活用して、相互の交流および発展を図ることが目的。これにより、人材育成、地域活性化・まちづくり、岸本辰雄に関する学術研究の分野においてさらに連携を高めていく。
今回の協定締結に際し土屋学長は「創立135年の節目に鳥取市と締結できることはとても意義深い」と謝意を示した上で、かつて日本海側の都市が世界とさかんに交流していたことにふれ、「鳥取市と手を携え、アジアと交流し、世界とつながっていきたい」と意気込みを語った。深澤市長は、「より一層の関係を築き、我々が取り組む地方創生の大きな力にしていきたい」と今後の連携に期待を述べた。

創立者3人の出身地との連携

2009年に鳥取大学・鳥取県との三者協定を締結したことから始まり、2010年に宮城浩蔵の出身地である山形県天童市、2011年には矢代操の出身地である福井県鯖江市との協定を締結。それぞれの地域で、人的・知的および物的資源の交流を図り、まちづくりや人材育成、教育、文化などの分野で相互に協力を行っている。3地域共通事業としては、「創立者のふるさと活動隊」や「ふるさと食のフェア」などがあり、今後は鳥取市も鳥取県・天童市・鯖江市とならび、連携していく予定である。