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トップメッセージフォーラム2016に土屋学長が登壇

多様な国際プログラムについて紹介した土屋学長

日本経済新聞社主催の「大学の約束~トップメッセージフォーラム2016~」が11月21日、日経ホール(東京都千代田区)で行われ、第二部で行われた大学トップセッションに土屋恵一郎学長が登壇した。

グローバル社会において、日本の経済・社会が大きな転機を迎えており、日本の大学も時代を担う人材育成に向けた改革が急務となる中、いま大学はどのような改革に取り組み、社会の期待に応えようとしているのか。改革に意欲的な大学が集い、社会に対し大学が果たすべき役割を全体で議論、発信した本フォーラムには、企業経営・マネジメント層、採用担当者を含むビジネスオピニオンリーダー層、教育関係者等、約400人が来場し、大学の取り組みに対する社会の注目の高さがうかがわれた。
第二部の大学トップセッション3「グローバルトップを目指す大学の挑戦」では、土屋学長のほか、丸野俊一九州大学理事・副学長、宮谷真人広島大学理事・副学長、橋本周司早稲田大学副総長が参加。各大学が、グローバルトップを目指す中で特徴的な取り組みを紹介した後、リクルート進学総研所長の小林浩氏の進行の下、「世界大学ランキングをどのように見ているか」「グローバル化を進める上で、学内・学外それぞれ障害となっていることは何か」など、各大学が抱える共通の課題について議論が交わされた。

グローバル人材やリベラル・アーツ教育について意見を求められた土屋学長は、「グローバル人材というと、“英語を話せる”という側面が強調されがちだが、それだけでは不十分。異なる場所からやってきた人々の価値観、文化、哲学、宗教を学び、互いに認め合い、どのように自分の文化から離脱して世界市民となるかが重要。そのために、明治大学はリベラル・アーツ教育を重視し、学生が多様性を学ぶ場を提供していく」と力強く語った。