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韓国・ウソン大学総長らが懇談—学生の相互交流の活発化に向けて

さらなる連携強化を約束した(左から森研究科長、坂本大学院長、エンディコット総長、大六野副学長)

韓国・ウソン大学(大田広域市)のエンディコット総長らが11月11日、駿河台キャンパスを訪問。協力協定および学生交流計画の実施に関する覚書更新の調印式を行い、大六野耕作副学長(国際交流担当)、坂本恒夫大学院長、森久経営学研究科長ら本学関係者と意見交換をした。

大六野副学長の挨拶を皮切りに行われた懇談では、学生交流のさらなる発展について双方が同じ方向性であることを確認。坂本大学院長が今後の具体的な取り組みについて、「日本と韓国では調査方法や論文の書き方が異なる。指導方法などについてさらに連携し、学生の満足度の高いきめ細やかなプログラムにしていきたい」と述べると、エンディコット総長は「将来的には教員の交流も視野に入れたい」と提案。さらに、ウソン大学が2014年から毎年10月に開催している“International Business Case Competition”(LGエレクトロニクスやサムスン電子など有名企業の第一線で活躍するシニアマネージャーらが参加学生にレクチャーを行い、課題を設定。学生が2日間で情報収集、分析、課題解決のプレゼンテーションを行うもの)を紹介し、「今年は17カ国の学生が参加した。来年は是非明大生も参加して欲しい」と新たな交流の可能性に期待を込めた。

ウソン大学ソルブリッジ国際経営大学院は、2007年に設立された新しい欧米型ビジネススクール。欧米の有名大学出身者で教授陣を構成し、外国籍の学生も多数在籍する。ESL(English as a Second Language:非英語圏の学生を対象とした大学付属の英語コース)も設置し、世界各国から受け入れている留学生に対する語学面でのサポートも充実している。本学は、2011年に協力協定および学生交流計画の実施に関する覚書を締結、2013年にダブルマスタープログラム(双方の大学の修士号を取得できる制度)を開始し、交流を深めている。