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首都圏11地区父母会「就職懇談会」を開催

「ハガキで資料請求した頃とは随分違うな」

首都圏11地区父母会(東京都東部・西部・南部・北部・多摩、神奈川県東部・西部、埼玉県東部・西部、千葉県東部・西部地区)は10月22日、駿河台キャンパスで、同地区の3年生父母を対象とする「就職懇談会」を開催。アカデミーホールには文系学部生の父母約800人、2階「暁の鐘フロア」には理系学部生の父母約300人、合計約1100人が参加した。

この懇談会は、父母が就職に関わる理解を深めることを目的に、学生の就職指導にあたる就職キャリア支援部の全面協力により開催。就職に対する父母の不安を少しでも和らげ、親子の対話が得られることを願って1989年から続けられている。

今年度の就職懇談会は2部構成で実施された。第1部は、就職キャリア支援部の福田敏行部長から、就職支援の説明と就職概況等の現状報告に続いて、東洋経済新報社編集局の田宮寛之メディア編集委員が「就職活動と企業の採用動向」と題して講演。第2部では、会場毎に企業の採用活動の流れや就職支援行事の紹介、内定学生による就職活動体験報告が行われた。

好調な求人状況もあり、参加父母数は昨年よりも減ったものの、アンケートでは「とても参考になった」「親として子どもを支援する心構えができた」などの感想が多く寄せられた。

首都圏以外でも、青森県、山形県、北海道、岡山県、秋田県、福島県、三重県、愛知県、高知県、香川県(開催順)の地区父母会が主催する「就職懇談会」が開催され、就職に対する父母の理解、子どもへの支援のあり方を考えてもらう貴重な機会となっている。

また、「就職懇談会」として開催されない地区でも、5月から7月にかけて各地で開催されている父母懇談会の中で、県や卒業生たちと連携した就職情報の提供などがされている。