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「野沢温泉村」学生派遣プログラム2016成果報告会を開催

来場者からの質問に対応する学生たち

地域連携推進センターは10月31日、長野県野沢温泉村役場において、学生派遣プログラムの成果報告会を実施した。3年目となる今年のテーマは「野沢温泉物語の新商品発案」。「野沢温泉物語」は村のブランド商品の総称で、現在はお米や温泉肌水、焼酎など、6つの商品を揃えている。

本プログラムに参加した12人の学生は、小池保夫政治経済学部教授の引率の下、3つのグループに分かれ、6月と9月に現地調査を実施。村独自の文化や伝統を学び、新商品の企画を練ってきた。

成果報告会には村役場の関係者だけでなく、地域住民の来場もあり、学生の提言を村全体で考える機会となった。学生からは、村のきれいな水を生かした「水まんじゅう」や「フルーツかき氷」、村に古くから根付いている食材を使用した「飲む!野沢菜」などの商品や、プロモーション戦略など、「野沢温泉物語」についての総合的な提案がなされた。

萩原正敏副村長は、「村内で生活していると気付かない野沢温泉村の新たな個性が見えた。提案の実現に向けて検討していきたい」と述べ、今後の「野沢温泉物語」の展開に影響を与える成果報告となった。

(社会連携事務室)