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2017年度一般入試 志願者数11万人超え

3年連続増加

寒空の下、会場を目指す受験生たち(駿河台キャンパス)

明治大学の2017年度入学試験は、3月3日に出願締切となる「大学入試センター試験利用入試(後期日程)」など一部を除き試験日程を終えた。特別・推薦入試を除く一般入試の志願者数は2月9日の時点で11万2907人。5年ぶりに11万人の大台に達し、11年連続で10万人を超えるとともに、3年連続で前年を上回った。昨年に引き続き、Web出願を実施したほか、科目選択方式の変更などが要因とみられる。

9面に志願者数データ一覧】

入試種別ごとの志願者数では、各学部が実施する「一般選抜入試」が前年度比0.7%増の6万701人。商学部、経営学部、情報コミュニケーション学部、国際日本学部、総合数理学部で志願者数を増やした。

1回の受験で複数学部への出願が可能な「全学部統一入試」は2月5日、本学3キャンパス(駿河台・和泉・生田)と全国6都市(札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡)の会場で実施。10学部中8学部で志願者数を伸ばし、前年度比9.9%増の1万9740人となった。特に政治経済学部では前年の2倍以上(2773人)の出願数を記録した。

センター試験の現役志願率が過去最高を更新した「大学入試センター試験利用入試(前期日程)」の志願者数は、前年度比9.2%増の3万2466人。後期日程は3月3日まで、商、理工(機械工学科を除く)、総合数理の3学部で出願をそれぞれ受け付けている。

主要私立大学で、志願者数が最終的に10万人を超えるのは本学のほか、近畿大学、法政大学、早稲田大学、日本大学の計5校となる見込みで、本学の最終志願者数は3月上旬~中旬に確定する。