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福島県新地町と震災復興協定を更新





明治大学は1月25日、福島県相馬郡新地町との震災復興に関する協定を更新した。駿河台キャンパス・リバティタワーで行われた締結式には、本学から土屋恵一郎学長、震災復興支援センターの竹本田持センター長、鳥居高副センター長ら関係者、新地町からは加藤憲郎町長、泉田晴平企画振興課長が列席。土屋学長と加藤町長が協定書にそれぞれサインし、復興に向けた協働について改めて確認した。

東日本大震災によって甚大な被害を受けた新地町。本学は復興支援に関わる諸問題の解決や施策の実施を目的とした協定を2012年1月に締結し、以後、学生・教職員が現地を訪れ、小学生向け学習支援や「やるしかねぇべ祭」へのボランティア派遣など、さまざまな活動に取り組んできた。このたび、5年間の協定の満了を迎えたが、現地からの継続的な支援ニーズや、新たな支援要請も発生したことから、2年の協定更新に至った。

土屋学長は、学生ボランティアの受け入れに対する新地町の厚意に謝意を示すとともに、「ボランティアは学生にとっても貴重な経験、学びの場。今後も協力したい」とあいさつ。加藤町長は、町の復興状況や訪れる明大生の活動を紹介し、「引き続き、復興に向けた支援をいただき、地域活性化につなげたい」と決意を述べた。

新地町明大ボランティア活動拠点は3月末まで

新地町にあるボランティア活動拠点

2015年4月から新地町小川北原応急仮設住宅の3住戸を本学のボランティア活動拠点として提供を受け利用してきたが、同仮設住宅の閉鎖を受け3月31日で利用を終了する。利用希望者は、3月15日までに社会連携事務室(震災復興支援センター担当)への申し込みが必要。