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フランス大使館のコリオ文化参事官が来訪

——留学促進、文化交流の連携強化を確認



在日フランス大使館のピエール・コリオ文化参事官が2月9日、駿河台キャンパスを訪れ、土屋恵一郎学長らと意見交換した。

フランス大使館からは文化部門の担当者も含め5人が来校。明治大学からは大六野耕作副学長(国際交流担当)、小室輝久国際教育センター長をはじめ、フランスを研究対象とする小川ジュヌヴィエヴ・F商学部教授、飯田年穂政治経済学部教授が同席。土屋学長は、創立者2人がフランスに留学し、明治法律学校を創設したことに触れ、「明大の建学の精神はまさにフランスの精神。フランスとさらに関係を強くしていきたい」と歓迎した。

現在、フランスの大学26校と協定を結び、76人の明大生を派遣している(2015年度実績)。フランス留学は、英語圏に比べ語学の問題で敬遠される傾向にあるため、今回は英語とフランス語で学ぶことができる留学プログラムの開拓や、日仏交流イベントの開催によるさらなる留学促進策が提案された。

他にも、マンガをはじめとした文化交流行事、社会の多様性を喚起するダイバーシティイベントの開催など、双方からさまざまな企画が提案され、本学を起点とした日仏交流の取り組みに関わる今後の連携強化を確認した。