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明大出身政財界人との懇談会

100人以上がヒューマンネットワークを構築

政財界で活躍する明大人が情報交換

明治大学は3月1日、ヒューマンネットワークの構築・強化を目的とした本学出身の政財界人との懇談会を駿河台キャンパス・アカデミーコモンで開催した。国会議員や首長、上場企業の役員ら約100人が、柳谷孝理事長、土屋恵一郎学長ら大学役員・役職者と懇談した。

冒頭、あいさつに立った柳谷理事長は、一堂に会した明大人に謝意を示すとともに、今年で創立136年を迎えた本学の最近の動向を報告。「140年、150年と将来を見据えた中期計画を進める最中。これからも皆さまからのご指導・ご支援をお願いしたい」と引き続きの協力を求めた。続いて、土屋学長は、国際化や研究推進などの取り組み状況を紹介し、「それぞれの分野で『権利自由』『独立自治』を体現されている政財界人の方と協力し、明治大学を前進させていきたい」と抱負を述べた。

出席者からは政界を代表して衆議院議員で内閣官房副長官を務める萩生田光一氏(1987年商学部卒)、財界を代表してJ.フロントリテイリング(株)代表取締役社長の山本良一氏(1973年商学部卒)がそれぞれ登壇。「永田町で活躍する明大人は決して多くはないが、学生時代に培った社会性を武器に、共にスクラムを組み、日本を前へ進めていく姿勢を示していきたい」(萩生田氏)、「ビジネス界は、今までの常識が通用しない時代に突入している。前向きに世の中を変えようとする志を持ち、組織で活躍できるような人材を明治大学から輩出してほしい」(山本氏)などとあいさつした。

向殿政男校友会長の乾杯でスタートした懇談会では、政財界人と大学関係者はもちろん、随所で活発に意見交換や談笑する姿が見受けられ、盛大かつ有意義な会合となった。