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土佐塾高で特別授業実施 約110人が明大の学びを体験

留学についてインタビューする小林准教授 中村准教授は世論調査を模擬実験した

明治大学は3月8日、広報事業の一環として、高知県・土佐塾高等学校で特別授業を実施。新3年生ら約110人が明治大学の学びを体験した。

これは、各地域の高校生に大学の授業を体験してもらうことで、大学で学ぶ意義を伝えるとともに、本学の認知度向上を目的としたもの。今回は、国際日本学部の小林明准教授と総合数理学部の中村和幸准教授による2つの授業が行われた。

小林准教授の授業テーマは、「海外留学って本当に必要?~グローバル社会で生き残るために~」。高校生に興味関心の高い留学について、改めて「海外留学とは何?」と高校生に問いかけながら、日本の留学事情や海外留学の大切さを説明するとともに、本学の留学制度や国際日本学部独自の留学制度について紹介した。

続いて、中村准教授は「統計学が明らかにする社会現象と人間行動」と題し授業を展開。身近な例を取り上げながら統計学をわかりやすく説明するとともに、実際にトランプと番号カードを使って世論調査の模擬実験を実施し、リアルタイムで集計、数値化することで、世論調査の仕組みを体感させながら、統計学の面白さを解説した。

参加した高校生は、「何となく考えていた留学を、真剣に考えてみようと思った」「統計学が身近なところで使われていることに驚いた」と、大学で学ぶ面白さを発見した様子だった。