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明治高校卒業式・「最高の3年間をありがとう」 付属明治高校を237人が卒業

3年間の思い出を振り返る佐藤さん

付属明治高等学校の2016年度卒業式が3月10日、同校鵜澤総明ホールで挙行され、237人の卒業生が思い出の詰まった調布の母校に別れを告げた。

式典には、柳谷孝理事長、土屋恵一郎学長をはじめ、大学役員・役職者も出席。保護者や在校生が見守る中、卒業生一人ひとりが学級担任から名前を呼ばれ、壇上で安藏伸治校長から卒業証書を受け取った。

安藏校長は式辞で、3年前に自身の校長着任と同時期に入学した卒業生たちを「同期の友」と呼び、「君たちの輝かしい人生のホームベースが、ここ明治大学付属明治高等学校であることを忘れず、いつまでも仲睦まじく、助け合いながら、共にたくましく人生を歩んでほしい」と激励した。

卒業生を代表して答辞に立った佐藤陸さんは、文化祭や修学旅行、合唱祭など高校生活での経験を「全て友達と作り上げてきた大切な思い出」と振り返り、「私はこの学校が好き。ここで得たものは何ものにも代え難い一生の宝。最高の3年間をありがとうございました」と感謝を述べた。

最後は、会場のスクリーンに学生生活の思い出が映し出される中、卒業生たちが笑顔と涙で高校生活最後の校歌を斉唱した。

この日、母校を巣立った卒業生のうち211人が明治大学に進学。26人が他大学などに進む。