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明治大学出版会・2016年度刊行物紹介

明治大学出版会は、本学の学術研究成果を出版物として広く社会に公開し、教育研究活動の活発化を図り、学術・文化の振興および社会の発展に寄与することを目的として活動している。2016年度は、人文、社会、歴史、教養などの分野から魅力ある4作品が刊行された。以下に紹介する。

『明治大学文人物語—屹立する「個」の系譜』





吉田悦志(国際日本学部教授)著
2016年5月発行(3,200円+税)

『阿久悠 詞と人生』



吉田悦志(国際日本学部教授)著
2017年3月発行(2,000円+税)

『アメリカ分裂 —数字から読みとく大統領選挙』



井田正道(政治経済学部教授)著
2017年2月発行(1,900円+税)

『知の橋懸り —能と教育をめぐって』



土屋恵一郎(学長、法学部教授)
中沢新一(研究・知財戦略機構特任教授)著
2017年4月発行(2,200円+税)

出版記念懇親会を開催

刊行した書籍と共に

明治大学出版会は3月15日、2016年度の出版記念懇親会を駿河台キャンパス・グローバルフロントで開催した。

刊行図書の執筆者である、土屋恵一郎学長、吉田悦志国際日本学部教授(出版会会長)、井田正道政治経済学部教授、中沢新一研究・知財戦略機構特任教授の4氏が出席し、大学役員、出版会編集部の委員らが見守る中、それぞれが出版に至るまでの経緯と本に込められた思い、そして協力者への謝辞を述べた。会場は温かい拍手に包まれ、刊行図書についての話題で大いに盛り上がった。

閉会のあいさつに立った鈴木利大学務担当常勤理事は「これからも素晴らしい書籍がたくさん出版され、明治大学の研究力が日本、アジア、そして世界へと知れ渡ってほしい」と、学術・研究における出版会の重要性と今後への期待を語った。

明治大学出版会は2011年度に約半世紀ぶりに復活し、本学の研究成果の書籍化を進めており、これまでに22冊を刊行している。