「表現・出版の自由の大切さを考えるきっかけに」と山泉図書館長(左)
明治大学図書館は、著名な発禁本の蒐集(しゅうしゅう)家である故・城市郎(じょういちろう)氏旧蔵書の書誌目録『明治大学図書館所蔵 城市郎文庫目録』をこのほど出版した。
3月28日、駿河台キャンパスで行われた記者会見には、山泉進図書館長と目録の監修を務めた中京大学文学部の浅岡邦雄教授が出席。駆けつけた多くの報道陣を前に山泉図書館長は、「『権利自由』を建学の精神とする明治大学に城市郎氏の蔵書が寄贈されたことはとても縁深い」とした上で、「目録出版をきっかけに表現・出版の自由の大切さについて考えてほしい」と述べた。続いて、浅岡教授が出版検閲の歴史について説明を行い、目録の見どころや寄贈図書について解説を行った。
3月28日、駿河台キャンパスで行われた記者会見には、山泉進図書館長と目録の監修を務めた中京大学文学部の浅岡邦雄教授が出席。駆けつけた多くの報道陣を前に山泉図書館長は、「『権利自由』を建学の精神とする明治大学に城市郎氏の蔵書が寄贈されたことはとても縁深い」とした上で、「目録出版をきっかけに表現・出版の自由の大切さについて考えてほしい」と述べた。続いて、浅岡教授が出版検閲の歴史について説明を行い、目録の見どころや寄贈図書について解説を行った。