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「国際協力人材育成プログラム」修了式

全て英語の実践的教育

関係者とともに修了証を手にする学生たち

地球規模の課題に対応・解決するための能力を備えた国際協力人材を育成すべく、明治大学、立教大学、国際大学と国際協力機関が連携して2013年度からスタートした「国際協力人材育成プログラム」。2016年度の修了証授与式が3月29日、駿河台キャンパス・紫紺館で執り行われ、関係者が多数見守る中、同プログラムの連携協議会議長を務める立教大学・山口和範副総長から、当日出席した学生4人に修了証が手渡された。

同プログラムは、国際協力人材として成長するための基盤となる能力とモチベーションを醸成する「モチベーション・パス」と、知識、スキル、経験を積み重ね、国際協力人材としてのキャリアを意識した「キャリア・パス」の2つのコースが用意され、授業はすべて英語で行われる。人権、開発・支援、紛争・平和といった時勢を捉えた個別のテーマについて、グループワークやディスカッション、フィールドワークやゲスト講師を招いた講義など実践的な学びを通し、国際協力への理解を深めるというもので、2016年度は7人(明大5人/立大2人)が修了者となった。

同プログラムに主体的に取り組んだ修了者の寄稿文を以下に掲載する。

「英語で学び、将来活かせる力を」

高野 千夏(2017年国際日本学部卒業)

英語で議論する高野さん(右から2人目)

国際協力人材とは、国際社会にある問題と自分自身との間に確かなつながりを見出し、その解決のために努力できる人だと思います。このような人材は今、国際協力に関わる機関だけでなく日本社会全体で求められているのではないでしょうか。

このプログラムは、国際問題を多角的に学び、その解決策を自分なりに考える機会を与えてくれました。また、講義の中で自分の考えを表現する機会が多く、英語でのディスカッションやプレゼンテーションの力も身に付きます。

将来、グローバルに活躍したいと考えている人、何かに挑戦してみたい人など、国際協力に興味のある人だけでなく幅広い方にお勧めしたいプログラムです。