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長年の尽力に感謝 退職者に感謝状

万感の思いを込めた小笠原教授

2016年度定年退職者への感謝状および記念品贈呈式が3月31日、駿河台キャンパス・岸本辰雄ホールで執り行われた。柳谷孝理事長、土屋恵一郎学長ら大学役員・役職者が多数列席する中、長年にわたり本学の発展に尽力した退職者一人ひとりに感謝状と記念品が手渡された。今回定年退職を迎えたのは、教員32人、職員4人の計36人。

式典の冒頭、柳谷理事長はあいさつで、「学生はもちろんのこと、若い研究者や後輩への指導、そしてご自身の研究など多岐にわたり貢献してくれた」と敬意を表し、「皆さまからのたすきをしっかりと受け継ぎ、これからも明治大学の発展に尽力したい」と決意を示した。

続いて土屋学長は、世阿弥の3つの“初心忘るべからず”という言葉を紹介し、「今後も論文を書き、学問の上で貢献していただきたい」とさらなる活躍を祈念した。

退職者を代表して謝辞に立った小笠原英司経営学部教授は、「明治大学は、我が国最高学府の牽引役として、今後も学術・文化向上の使命を果たさなければならない」と述べ、「現状に甘んじず、『学』の明治大学としての矜持を持って、教育・研究面のさらなる充実を図ってほしい」と期待を込めた。