Go Forward

明大びと「自分を超える」

プロバスケットボール選手 Bリーグ・シーホース三河 所属 金丸 晃輔さん(2011年政治経済学部卒業)





2016年9月、新たなプロバスケットボールリーグ「Bリーグ」が誕生した。「試合会場の雰囲気や演出、メディアでの注目度も以前のリーグとはまったく違う。だけど、バスケットをすることは今まで通り」。

小学生の頃にバスケと出会い、ボールを追いかける毎日が始まった。高校は強豪・福岡大附属大濠高へ進学。インターハイなどで活躍し、明大へ進んだ。明大バスケ部では寮生活や一人暮らしを経験しながら仲間たちと切磋琢磨し、4年生ではキャプテンを務めた。「バスケに専念できる環境を整えてくれたヘッドコーチ、トレーナーのみなさんに感謝している」と当時を振り返る。

卒業後は、パナソニックに入社し、「仕事とバスケを両立する生活は、大変な時もあったが、今では貴重な経験の一つ」と選手生活をスタートさせた。2年目からはプロ選手としてバスケに専念。2013年から現在のシーホース三河に所属している。「長いシーズンを戦い抜くためには、日々のトレーニングはもちろん、体のケア、メンタルなどコンディション作りが重要。息抜きは大好きなバスフィッシングです」と笑顔もみせる。

Bリーグ初年度の優勝はもちろん、個人では3ポイントシュートやフリースローの成功率など前年の成績を上回ることが目標。「爪痕を残す、タイトルを獲りたい」と意気込む。自分を超える——その視線の先には、常に新しい自分をイメージしている。
<金丸さんのインタビューは、広報誌「明治」第74号(2017年4月1日発行)に掲載しています>