Go Forward

欧州留学フェア2017

過去最多22カ国76機関が出展

欧州全域の大学・教育機関が一堂に会した

日本の学生・社会人らに向けて、欧州留学の魅力を伝える「欧州留学フェア2017」(主催:駐日欧州連合代表部/共催:フランス政府留学局・日本支局、明治大学ほか)が5月20日、駿河台キャンパスのアカデミーコモンとグローバルフロントを会場に開催された。

日本での開催が今年で6回目となる同フェアは、欧州22カ国から76の高等教育機関や在日大使館、公的機関が参加。20日(東京会場:明治大学)と21日(京都会場:同志社大学)の計2日間実施された。会場を訪れた明大生や他大学の学生、社会人、高校生など約1300人(2日間計)は意欲的に各ブースを回り、留学に対する疑問や不安を解消していた。

メイン会場のアカデミーコモン2階では、各機関が79ブースを設置。それぞれの学習プログラムや留学制度を紹介するとともに、留学に興味を持つ参加者からの質問や疑問に直接答えた。また、プレゼンテーション会場のグローバルフロント1階では、日本人の欧州留学経験者によるパネルディスカッションや企業によるプレゼンテーション、奨学金に関するセミナーなどが行われた。インターネットや資料だけでは知ることのできないさまざまな情報を得ることができるなど、貴重な機会となった。

オープニングを飾った各国大使館によるくす玉割り

各国大使館が明大を表敬訪問

ブドゥラ大使から日欧カラーのだるまの贈り物を受ける土屋学長

欧州留学フェアの開催に先立ち、駐日欧州連合大使のヴィオレル・イスティチョアイア=ブドゥラ氏をはじめ、フランスやドイツなど15カ国の駐日大使や大使館関係者が明治大学を表敬訪問した。明治大学からは土屋恵一郎学長、大六野耕作副学長(国際交流担当)らが出席した。

土屋学長は、歓迎の意を示すとともに「これは日本の学生と欧州の大学をつなぐ最大級のイベント。ぜひ交流を深めてほしい」と期待を込めた。

ブドゥラ大使は、留学フェア開催の協力に感謝を述べるとともに「欧州の多様性の中で育まれた留学プログラムは、学生のキャリアにも大きな影響を与える」と意義を述べた。

その後一行は、会場内のブースを丁寧に視察し、参加者に対し自国への留学を熱心にPR。期待の大きさをうかがわせた。