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博物館企画展「進化する不可能立体錯視~真実がわかっても逃れられない不条理の世界~」

あの錯覚美術館が帰ってくる!

第3世代不可能立体「蜂の巣の変身」 第4世代不可能立体「2階建て十字路」

「不可能立体の絵」と呼ばれるだまし絵の中には、その名に反して立体化できるものがあり、さまざまな種類の不可能立体が見付かってきました。本展覧会では、あり得ない動きが見えてくる「不可能モーション立体」、鏡に映すと姿が変わる「変身立体」、回転させると形が徐々に変わるように見える「軟体立体」などを発見順に第1世代から第6世代までに分類して展示します。立体の形を理性で理解した後でも、特別な視点から眺めると再び錯覚が起こってしまう脳の不条理を体験していただけるでしょう。これらは、目で見る仕組みを数学で調べる研究の中で生まれたものです。数学が新しいものを作る力を持っていることも感じていただけると思います。

  • 会場
    明治大学博物館 特別展示室
    (駿河台キャンパス・アカデミーコモン地階)
  • 会期
    7月4日(火)~8月19日(土)入場無料
    ※休館日8月10日(木)~16日(水)
  • 開館時間
    10:00~17:00(入館は16:30まで)
  • 主催
    明治大学先端数理科学インスティテュート「錯視の心理的・数理的アプローチの融合研究プロジェクト」、私立大学研究ブランディング事業「数理科学する明治大学」錯視学研究グループ