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明治大学図書館、教育開発・支援センター 特別講演「スライドショーの効果的な活用技法」を開催

ワンランク上のスライド作りのコツを披露したオージェリ氏

明治大学図書館と教育開発・支援センターは6月9日、アカデミックリテラシー教育研修会の今年度第1弾として、特別講演プログラム「スライドショーの効果的な活用技法」を和泉図書館ホールで開催。学生・教職員が多数訪れ、会場は満員となった。

この研修会は、読解力や情報活用能力を養うためのさまざまな教育プログラムについて情報提供・意見交換し、リテラシー教育の一層の充実を図ることを目的に教職員合同で開催するもの。7回目となる今回は、特別プログラムとして学生も対象とし、パリデジタル大学共同創設者兼次長で京都大学客員研究員のジョン・オージェリ氏を講師に迎え、ワンランク上のスライドショー作成のコツが多数披露された。

ラーニングスペースおよび教育開発・学習支援が専門のオージェリ氏は、まずPowerPointやKeynoteなどスライドショーを作成できるソフトウエアを提示しながら、それぞれの機能を紹介。その上で、「人は説明を聞きながらスライドを見ている。1枚のスライドには45秒程度で理解できる情報量を」と、情報を整理して見せることの重要性を訴えた。続いて、フォントサイズの大きさや色使いで強調する手法や、視線の動きを考慮したスライドのレイアウト、数字・図表といった要素を効果的に配置したより分かりやすいグラフの提示方法などを列挙。「どれもとても簡単にできる。ぜひ活用してほしい」とポイントを挙げながら解説した。

参加した学生は、「視覚的にとても分かりやすいスライドだった。自分も目指したい」と、意欲的な感想を述べていた。