生田図書館 Gallery ZERO 明大建築/計画・設計スタジオワークス展 2017 SUMMER
建築は、その使われ方や建つ場所に相応しいデザインが求められます。その時代や地域のニーズを反映して新しい施設が計画される場合には、その使われ方に合うように各諸室を適確なまとまりで構成し配置していくことが求められます。同時に、その地域らしさを生かせるように、周辺環境と豊かな関係を作り出すことも大切です。
明治大学理工学部建築学科3年生の演習科目「計画・設計スタジオ1」では、そうした観点から、地域における社会的なニーズを踏まえて、設定された敷地において公益的性格をもった施設を計画・設計する課題に取り組んでいます。
今年度の第二課題では、墨田区北部に広がる密集市街地に実在する3つの小中学校を敷地として設定し、(1)防災広場と隣り合う小学校、(2)クスノキのランドスケープを持つ小学校、(3)スポーツを通して地域とつながる中学校、という地域に開かれた新しい学校を設計する課題を出題しました。学生たちは7名の教員が指導するスタジオに分かれて、これら特徴のある課題の設計に取り組んできました。本展では、それぞれのスタジオの優秀作品(図面と模型)を展示するとともに、指導教員が推薦する学習用図書を紹介します。
- 会期
2017年8月3日(木)~9月2日(土)
(8月6日(日)、8月10日(木)~16日(水)、8月20日(日)、8月27日(日)は休館)
- 時間
(月~金)10:00~18:30 (土)10:00~16:30
- 会場
明治大学生田図書館 Gallery ZERO
川崎市多摩区東三田1-1-1 TEL:044-934-7945
※一般の方もご来場いただけます。お車でのご来校はご遠慮下さい
- 主催
理工学部建築学科
出展者 |
出題タイトル(課題概要) |
指導教員 |
田口 諒 伊藤 公人 小松 素宏 |
「防災広場と隣り合う小学校」 (学校と広場と消防屯所が隣り合う防災拠点) |
山本 俊哉 専任教授 木津 潤平 兼任講師 小池 啓介 兼任講師 |
鈴木 遼太 大方利希也 |
「クスノキのランドスケープを持つ小学校」 (緑の景観と環境を形づくる地域拠点) |
池村 潤 兼任講師 山縣 洋 兼任講師 |
菅野 岳志 笹原 淳平 |
「スポーツを通して地域とつながる中学校」 (地域に開かれたスポーツ施設を持つ健康拠点) |
柴原 利紀 兼任講師 池村 圭造 兼任講師 |