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イノベーション・ジャパン2017 明大の先端研究を出展

折紙工学のプレゼンテーションは立ち見が出るほどの盛況ぶり 多数の来場者で各ブースは賑わいをみせた

8月31日~9月1日にかけて東京ビッグサイト(江東区)で開催された「イノベーション・ジャパン2017~大学見本市&ビジネスマッチング~」に、明治大学から3件の研究展示ブースが出展された。

同イベントは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と科学技術振興機構(JST)が主催して、全国の500以上の大学・機関などが研究開発の成果を展示・発表する国内最大規模の産学マッチングイベント。企業の研究開発担当者、経営者、大学関係者など2日間で約2万5000人が来場した。

本学からは、大型共同研究に向けた大学組織単位による組織展示として「折紙工学~新たな工法による折紙工学の新展開~」(研究・知財戦略機構・萩原一郎特任教授)、個別研究成果を紹介するシーズ展示として、「臨床応用可能な“大きさ”をもつ組織をつくる!」(理工学部・相澤守教授)と「手書き文字を楽しく、きれいにするシステム」(総合数理学部・中村聡史准教授)を出展。8月31日の大学組織展示プレゼンテーションでは、研究・知財戦略機構の奈良知惠客員教授が明治大学における折紙工学の研究成果や、折り紙の「軽く剛くて強い」「展開収縮できる」という特性を生かした新たな産業応用について提案するなど、各ブースには連日多数来場者が訪れ、研究員や学生が明大の先端研究をPRした。

また、同時開催の「JSTフェア2017—科学技術による未来の産業創造展—」では、JST新技術説明会で発表した総合数理学部の宮下芳明教授の研究シーズを元に商品化された「スマホ装着型VRゴーグル『MilboxTouch』」が展示され、注目を集めた。