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「企業と大学との就職懇談会」を開催

500社以上の企業担当者と大学関係者が情報交換 企業担当者と名刺交換する柳谷理事長(左)と土屋学長

柳谷孝理事長、土屋恵一郎学長はじめ大学役員・役職者、各学部・大学院の就職担当教員と、明大生の採用実績が一定以上ある企業の採用担当者が情報交換を行う「企業と大学との就職懇談会」が10月25日、駿河台キャンパスアカデミーコモンで開催された。

第1部では、柳谷孝理事長が冒頭あいさつに立ち、日ごろからの採用に対し謝辞を述べた後、中野キャンパスの誕生や国際化の取り組みなど、明治大学の近況を紹介。「未来予測が困難な時代においても、グローバルな舞台で活躍できる人材を輩出していきたい」と力強く呼びかけた。

続く講演では、総合数理学部長の荒川薫教授が「クリエイティブインタラクション—個人の感性をモノづくりへ—」をテーマに自身の最新の研究成果を披露。情報通信技術の進歩により、あらゆるデータがネットワークでつながりながらモノづくりが進んでいる現状を解説し、「デジタル製造技術と人々の感性と創造性の融合により、個々人の心を満たすグローバル社会が生まれるのでは」と未来を展望した。

第2部の懇談会であいさつした土屋学長は、学生を取り巻く就職活動の現状に触れながら、「学生は繊細になっている。きめ細やかな対応をお願いするとともに、日本の未来を切り拓き、皆さんの会社を支えていく人材を採用していただきたい」と話し、明大生を後押しした。

この懇談会は、明治大学側から教育内容や就職支援の現状について、企業側からは採用状況や採用意欲などの情報を交換することで連携を深め、就職と採用、双方の活動に役立てようと毎年大学が開催している。