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政治経済学部・木寺ゼミ 「日本公共政策学会・学生政策コンペ2017」で最優秀賞



日本公共政策学会と熊本県熊本市の共催による「日本公共政策学会・公共政策フォーラム学生政策コンペ2017 in 熊本」が10月14日、15日に熊本大学(熊本市)で行われ、政治経済学部・木寺元ゼミナールが最優秀賞の「日本公共政策学会長賞」を受賞した。

今年のテーマは「市民力・地域力を生かした災害に強いまちづくり」。昨年2度にわたる激しい揺れに襲われた熊本を舞台に全国22大学から26ゼミが参加し、各チームが政策を提案し競い合った。

木寺ゼミは、熊本市に既存する小学校区単位の地域組織を生かし、「スクールコミュニティで人と人とがつながるまちづくり」を発表。小学校を中心とした防災政策案を提示し、災害に強いスクールコミュニティを形成することで熊本市の課題である「外国人および障がい者に対する災害時の対応力不足」「避難所運営の混乱」「市民の防災意識の欠如」の3点を包括的に解決に導いた。

木寺ゼミは昨年の同フォーラムで町議会議長賞(3位)、2015年にも釧路市長賞(準優勝)を受賞しており、初参加より3年連続の受賞、初の最優秀賞となった。19人のチーム代表を務める田村友里さん(政経3)はこれまでを振り返り、「誰一人として欠けたら受賞できなかった」「仲間と全力で駆け抜けた日々は財産」と喜びを語った。