明治大学図書館と明治大学図書館情報学研究会は10月17日、「ラーニング・コモンズと大学図書館」と題した講演会を開催。会場となった和泉図書館1階ホールは多くの学生が詰めかけ満席となった。
講演では、世界各地のラーニング・コモンズを調査・研究しているジョン・オージェリ氏が登壇。国内外の大学での具体例などを紹介しながら、大学図書館におけるラーニング・コモンズのあり方について、研究成果を披露した。
オージェリ氏は、米欧日における学生の自習環境について、「アメリカでは、公的な学びの場(教室)や、自習環境(ラーニング・コモンズ)、さらに居住空間(寮)は大学の敷地内にある。一方でヨーロッパでは、寮や自習環境は大学の外にある。そして、日本ではユニークなことに、自習環境は大学と居住空間の中間点であるカフェであることが多い」と指摘。このような状況でいかに学生を大学内に滞在させるかという点において、学生がリラックスできる魅力的なデザインが重要であるとした上で、「この和泉図書館は、私が知っている中でも美しい図書館の一つ」と解説した。
講演後の質疑応答では多数の質問が寄せられるなど、聴講者らはラーニング・コモンズについて、理解を深めたようだった。
講演では、世界各地のラーニング・コモンズを調査・研究しているジョン・オージェリ氏が登壇。国内外の大学での具体例などを紹介しながら、大学図書館におけるラーニング・コモンズのあり方について、研究成果を披露した。
オージェリ氏は、米欧日における学生の自習環境について、「アメリカでは、公的な学びの場(教室)や、自習環境(ラーニング・コモンズ)、さらに居住空間(寮)は大学の敷地内にある。一方でヨーロッパでは、寮や自習環境は大学の外にある。そして、日本ではユニークなことに、自習環境は大学と居住空間の中間点であるカフェであることが多い」と指摘。このような状況でいかに学生を大学内に滞在させるかという点において、学生がリラックスできる魅力的なデザインが重要であるとした上で、「この和泉図書館は、私が知っている中でも美しい図書館の一つ」と解説した。
講演後の質疑応答では多数の質問が寄せられるなど、聴講者らはラーニング・コモンズについて、理解を深めたようだった。
ラーニング・コモンズ
学生の学習支援を意図して大学図書館などに設けられた場所や施設。IT機器やグループ学習用の設備などを備え、さまざまな形態の自主学習への活用に対応したもの。