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第20回ホームカミングデー、各種イベントが盛況

10月22日に開催されたホームカミングデーでは、リバティタワー、アカデミーコモン、グローバルフロントの各会場で多数のイベントが行われた。催しの一部をここに紹介する。 【1面に関連記事】

特別シンポジウム「スポーツの明治!~東京オリンピックを見据えて~」



五輪出場経験のある校友と、2020年東京五輪への出場を目指す現役明大アスリートとのシンポジウムが、アカデミーホールで開催された。

日本代表の選手・監督として世界を舞台に戦ってきた明大卓球部の兒玉圭司総監督(1957年経営卒)を筆頭に、柔道95kg超級・バルセロナ五輪銀メダリストの小川直也氏(1990年経営卒)、シドニー五輪野球日本代表の野上修氏(1997年経営卒)の校友3人と、端艇部の高島美晴選手(政経2)、自転車部の板倉玄京選手(経営4)、水泳部の溝畑樹蘭選手(政経1)、卓球部の森薗政崇選手(政経4)の学生4人が登壇した。

フリーアナウンサー・丹羽真由実氏(2006年商卒)の司会の下、世界で戦うための心構えなどが先輩から語られ、「努力は才能に勝る。最も大事な素質は努力することができるかどうか。高い目標に向かって励んでほしい」(兒玉氏)、「競技を終えた後の人生の方が長い。その先を考えておくことも大事。五輪があったからこそ、今の自分がある」(小川氏)、「人と同じことをしても勝てない。自己分析をして、自分の持ち味、特徴を徹底的に磨き上げることが必要」(野上)など、3氏から熱いメッセージが贈られた。

20周年特別企画「活躍する明大女子!」



社会のさまざまな分野で活躍する明治大学OGによるトークセッション「活躍する明大女子!~私の仕事、未来に残すものとは~」が、グローバルホールを会場に行われた。

これは、リバティアカデミーの明治大学校友会寄付講座として開催され、壇上には(株)アバンティ代表取締役社長の渡邊智恵子氏、東京電力ホールディングス(株)執行役員でソーシャル・コミュニケーション室長の榎本知佐氏、お江戸ル・歴史作家の堀口茉純氏、モデルの浦浜アリサ氏、ヨガインストラクターの市川美月氏の5人が並び、フリーアナウンサーの前田真里氏が司会を務めた。

5氏はそれぞれ、自らの仕事や社会との関わり方、日本と世界の未来に伝えていきたいことやビジョンについて語り合い、多くの校友・学生が真剣な眼差しで聞き入っていた。

特別講演会「様々なる明治大学」



明治大学史資料センターの運営委員を務める講師陣が、自身の研究テーマと明治大学を結びつけながら「様々なる明治大学」と題し、リレー形式の特別講演会をリバティタワーで開催。

「明治大学創立者のふるさと—越前国鯖江」(野尻泰弘文学部准教授)、「明治大学に留学した現代中国の先駆者」(三田剛史商学部准教授)、「明治大学図書館所蔵・宮澤賢治『春と修羅』初版本をめぐって」(冨澤成實政治経済学部教授)、「映画関係者列伝—俳優・女優・監督・脚本家」(松下浩幸農学部教授)、「阿久悠—詞と人生」(吉田悦志国際日本学部教授)の5つのテーマについて講演した。

学生パフォーマンス、キッズワークショップも大盛況

リバティタワー1階エントランスに設置されたステージでは、学生サークルなどによるパフォーマンスが催された。また、子ども向けキッズワークショップも大人気で、実験やゲーム、体験イベントコーナーは多くの親子連れでにぎわった。