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独・テューリンゲン州代表団が来訪

学術交流の活性化に向け意見交換

双方の関係者が多数出席した (前列左から土屋学長、ティーフェンゼー大臣、クナウフ教授)

ドイツ・テューリンゲン州のヴォルフガング・ティーフェンゼー経済・科学・デジタル社会大臣ら代表団が10月3日、駿河台キャンパス・リバティタワーを訪れ、土屋恵一郎学長、大六野耕作副学長(国際交流担当)をはじめドイツに縁の深い本学研究者らと、学術交流の活性化について意見交換を行った。

同代表団は今回、企業、大学・研究機関などと経済・学術分野での連携強化を目的として来日。明治大学と協定を結ぶ、フリードリヒ・シラー大学イェーナをはじめ同州に所在する大学役職者も多く来日した。なかでも、イルメナウ工科大学の人工知能学科長であるライナー・クナウフ教授は、総合数理学部の櫻井義尚准教授と長年にわたり共同研究を実施。当日は、これを起点とした両大学間の学術交流に関わる合意文書に、土屋学長とクナウフ教授がそれぞれ署名をした。

土屋学長は、ドイツと明治大学との関係性に触れた上で「これを機会に州、さらに大学間の交流を深めていきたい」と歓迎。これに対し、ティーフェンゼー大臣は「今回の訪問を機に新たな連携、関係を構築したい」と意気込みを示した。代表団を代表してあいさつしたクナウフ教授は、25年前から日本の研究者と交流をしてきたことを振り返りながら、「さらに両国間の交流を盛んにし、研究を活性化していきたい」と今後の抱負を語った。