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国際日本学部 世田谷区で小学生向け多文化共生ワークショップを開催国際日本学部 世田谷区で小学生向け多文化共生ワークショップを開催

「わくわくワールドずかんツアー」の入り口 ことばのブースでの様子

国際日本学部・山脇啓造ゼミは10月8日に開催された世田谷区制施行85周年記念イベントにおいて、小学生向けの多文化共生ワークショップを実施した。

このワークショップは、昨年11月に開催された東京都主催の多文化共生プレゼン大会において、山脇ゼミが発表した提言内容に興味を持った世田谷区の担当者との接点により、実現に至ったもの。国際化イベントの一環として行われたワークショップのテーマは「わくわくワールドずかんツアー~おどって、たべて、つくって、しゃべって」。多国籍の子どもを含む小学生を対象に、図鑑に見立てた、食ベ物、建物、言葉、ダンスの4つのブースで世界の文化が体験できるというプログラムで、当日は、子どもとその保護者ら延べ200人の来場者があり、大盛況となった。

食べ物ブースでは、世界地図で各国のお米料理を紹介し、実際にカレーライスを試食。建物ブースでは、日本の五重塔、インドのタージマハル、エジプトのピラミッドについて学び、工作にチャレンジした。言葉ブースでは、世界の言語とジェスチャーに関するクイズと英語と韓国語を使ったロールプレイを実施。ダンスブースでは、世界の音楽に関するミニクイズとフラダンスに挑戦した。4つのブースの他には、保護者同士が交流できるスペース「インターナショナル・カフェ」も設置された。

ワークショップを担当した柳川優香さん(国日4)は「大勢の子どもたちがワークショップに参加してくれた。子どもたちが多様な文化を知り、新たな気づきや発見が得られる機会を作ることができてよかった」と喜んだ。