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商学部・所ゼミ メキシコ・グアダラハラ大学へ地震義援金を寄付 フェアトレードコーヒーの販売収益の一部を

義援金の小切手を手にするアロージョ教授(左)、所准教授(中央)、向殿校友会長 コーヒー豆を販売する所ゼミの学生(ホームカミングデーにて)

商学部・所康弘ゼミは、9月に発生したメキシコ地震の震災復興支援の一環として、このたびメキシコ・グアダラハラ大学へ義援金を贈呈した。

貿易論を学ぶ所ゼミの学生は、地震発生後、「メキシコのために何かできることはないか」と活動を開始。今回の地震で大きな被害のあったチアパス州で栽培され、フェアトレードで取引されたコーヒー豆を「フィエスタ・メヒカーナ2017」(9月16日~18日、東京・お台場)や「第20回ホームカミングデー」(10月22日、駿河台キャンパス)などイベントで販売。その収益の一部と、ゼミ生や教員、校友からの募金を合わせて102,251円が集まった。

贈呈セレモニーは10月27日、駿河台キャンパスで所准教授が担当する「貿易論B」の授業の冒頭に行われた。特別講義のために来日したグアダラハラ大学経済経営学部のヘスス・アロージョ・アレハンドレ教授はじめ6人の同大教授陣と、明治大学から出見世信之商学部長、校友会の向殿政男会長が出席した。代表してあいさつに立ったアロージョ教授は、地震の被害状況や同大学の復興支援活動を説明した上で、今回の活動について「皆さんのご協力でメキシコと日本の友好関係がより密接になるだろう」と感謝を述べた。

なお、この義援金は、グアダラハラ大学の「国家緊急時計画(http://udg.mx/es/planudeg)」を通じて募った基金に合算され、メキシコの関係支援組織に送られる。