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連合父母会 2018年度「事業計画」骨子案を策定

「明大のパワーは皆さんの支えがあってこそ」と土屋学長

明治大学連合父母会(波多野宏一連合父母会長)は11月11日、駿河台キャンパス・大学会館8階会議室で役員会を開催。2018年度の事業計画として、父母会総会・父母懇談会日程をはじめ、学生支援事業、奨学金事業などの骨子案を策定した。あわせて、来年度の会議日程なども決定した。

大学からは、連合父母会名誉会長を務める土屋恵一郎学長と、父母会担当の中村義幸教務担当常勤理事が出席した。

開会に先立ち、あいさつした土屋学長は、韓国と台湾に海外父母会ができたことを祝すとともに、10月14日に韓国ソウル市で開催された第1回大韓民国父母懇談会で、福岡県父母会のOBが協力し盛り上げてくれたことに触れ、「本当にありがたい。これこそが明大のパワー。皆さんの支えがあってこそ」と感謝の言葉を述べてさらなる支援を呼びかけた。

続く中村理事も、8月26日に台湾台北市で開催された第1回台湾父母懇談会に出席した際の感想を交え、「校友会と父母会は、まさに大学を支える両輪だ」と述べ、日頃の父母会活動ならびに大学に対する協力と支援に感謝の意を表した。

役員会には、波多野連合父母会長をはじめ、副会長・会計監査・顧問の26人が出席。会の冒頭、新体制発足3カ月余りを波多野会長は、「アメリカンフットボールに例えるならば、第1クォーターが終わったところ」と自身が学生時代に親しんだアメフトで表現しつつ、「活動の課題も見えてきたと思う。慎重かつ集中した審議をお願いしたい」とあいさつした。

その他の案件として、役員選任にかかわる施行規則案についても審議され、本則への文言追記などを含め継続検討することとなった。

2018年度「事業計画」骨子案(抜粋)

1 連合父母会の事業

  1. 父母懇談会
    5月末から7月にかけて全国各地で開催する。韓国および台湾の海外父母懇談会は、2017年度同様、同地区校友会支部総会併催とし、連合父母会がフォローする。国内の父母懇談会では、留学に関する相談コーナー開設および資料配付を継続する。
    新たに要望のある土・日曜日での開催希望については、対応人員の確保なども含め引き続き大学と協議する。
  2. 広報事業
    例年どおり「明治大学広報」(本紙)全号を会員に送付する。その他にも、ホームページを基軸に、父母会にかかわる情報の発信と共有化を図り、大学と父母会員とのコミュニケーションを促進する。
  3. 卒業記念品
    例年と同じく2019年3月卒業予定の学生へ卒業記念品を贈呈する。
  4. 学生支援
    大学の公認団体・サークルの課外活動、大学および各学部・ゼミナール協議会等が主催する一般学生対象の行事や、国際連携部が主催・共催する外国人留学生の活動に対し助成する。
    また、学生を顕彰する取り組みとして、公認会計士試験合格等の顕著な功績を挙げた学生には「教育振興賞」を、各学部2年の課程を修了した学生で学業成績優秀者には「学部長奨励賞」を贈り顕彰する。
    日本人学生が海外に留学する場合の助成として、すでに取り扱いの変更を決定しているが、2018年度より、海外に留学(協定校・認定校)する学生を対象に、留学経費の一部として、安全・安心にかかわる留学保険経費の助成を行う。
  5. 教育・研究の後援
    学生を対象とする教育および研究の取り組みを支援する。

2 連合父母会の運営

  1. 地区運営費
    明治大学連合父母会地区交付金に関する規定(2016年5月14日改正規程を施行し、2017年度会計年度分から適用)に基づき、各地区父母会の地区運営費、父母懇談会会場費、地区父母会活動助成費、父母懇談会会場補助費および地域父母会活動助成費を交付および助成する。
    なお、父母懇談会会場補助費の取り扱い変更については、継続検討する。
  2. 父母交流会
    東日本23地区を対象として、2018年11月25日(日)に、駿河台キャンパスで開催する。
  3. 会議
    会長会議は、大韓民国父母会と台湾父母会の会長も交えて、5月12日(土)と7月21日(土)に駿河台キャンパスで開催する。
    役員会は、5月11日(金)、7月20日(金)、11月10日(土)の年3回開催する。

3 連合父母会奨学金

在学中に主たる家計支持者が死亡した学生に給付する「連合父母会特別給付奨学金」(文系:40万円、理系:70万円)。GPAが2.20以上かつ経済的理由により修学が困難な学部生に給付する一人あたり25万円、最大100人までの「連合父母会一般給付奨学金」を継続して実施する。
また、連合父母会設立50周年となる2024年度に奨学基金10億円を目標に、連合父母会奨学金引当積立を継続する。