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和泉でスタントマンによる「自転車安全利用講習会」



自転車利用者のルール遵守やマナー向上を啓発しようと10月26日、「自転車安全利用講習会」が和泉キャンパス・正面メインアプローチで実施された。約250人の学生らが参加し、関心の高さをうかがわせた。

この講習会は、2015年6月の改正道路交通法の一部施行により、悪質で危険な運転を繰り返す自転車運転者に対して講習の受講が義務化されたことを受け、高井戸警察署、杉並区の協力で企画されたもの。2015年度以来2回目の開催となった。

今回は、自転車は利用ルールを守らないと重大事故を引き起こしかねない危険な乗り物であるということを、スタントマンによる事故現場の再現を見ながら再認識する“Scared Straight(スケアード・ストレート)”という手法で実施された。

まず、車が時速40kmで自転車と衝突した場面を再現し、その後、傘差し運転や携帯電話・ヘッドホンの利用など、いわゆる「ながら運転」をはじめとする自転車の乗り方マナーを紹介。続いて、車との事故事例として見通しの悪い交差点での事故や、大型トラックの死角による事故、左折時の内輪差で引き起こされる事故など、さまざまな事例が体を張った迫力のスタントで紹介された。

参加した学生は「車の速度や事故の衝撃を目の当たりにして、恐ろしくなった」と話し、日頃の交通安全の大切さを改めて実感した様子だった。(和泉キャンパス課)