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公認会計士試験 明治大学から現役学生44人が合格

合格者を代表し感謝と意気込みを語った内堀さん 難関を突破し笑顔の合格者たち

金融庁の公認会計士・監査審査会は11月17日、2017年の公認会計士試験合格者を発表した。最終合格者数は1231人(前年1108人)で、合格率は11.2%(前年10.8%)だった。今回合格した、明大出身の合格者は66人(12月7日現在、明治大学経理研究所調べ)。現役学生は商学部26人、政治経済学部6人、理工学部1人、経営学部9人、会計専門職研究科2人の計44人(前年45人)。このうち、神藤優介さん(政経3)は論文式試験の成績が全国1位、高橋佑維さん(商2)、山本景斗さん(商2)は最年少の合格だった。

この発表を受け、経理研究所は12月7日、本学の公認会計士養成機関である経理研究所特別会計研究室に所属し、現役合格した学生42人を対象とした報奨金授与式を駿河台キャンパス・岸本辰雄ホールで執り行った。

授与式では、冒頭、山本昌弘経理研究所長(商学部教授)があいさつに立ち、「国際会計基準の適用により、世界でも活躍することができる、自分だけのアドバンテージを作って、世界にも通用するような会計士になってほしい」と激励。合格者を代表して高橋佑維さん(商2)に報奨金目録が、合格者一人ひとりに表彰状が山本所長から授与された。

合格者代表として謝辞に立った内堀太朗さん(経営3)は、経理研究所への感謝や試験勉強に取り組んだ日々を振り返るとともに、「社会に必要とされ、信頼される会計士になれるよう、初心を忘れず謙虚に努力していきたい」と今後の飛躍を誓った。