Go Forward

グローバル化を牽引する42大学が集結 「GO GLOBAL JAPAN成果報告会」を明大で開催

42大学がポスターセッションで参加した 〝グローバル人材〟について語る片野坂社長

文部科学省が2012年に公募した「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」事業。その5年間の取り組みを総括する「GO GLOBAL JAPAN成果報告会」が12月10日、駿河台キャンパス・アカデミーコモンを会場に催され、学生や教育関係者など大勢の来場者でにぎわった。

成果報告会の第1部では、開会のあいさつに続いて、ANAホールディングス株式会社の片野坂真哉代表取締役社長が「未来に貢献できるグローバル人材になるには?」と題して講演。自身のこれまでの経験を踏まえ、世界、日本、企業の発展の原動力となるために必要な心構えなど、次代を担う若者たちへメッセージを送った。

第2部では、グローバル化に関する8つのテーマに沿ったセミナーセッションと、採択42大学のポスターセッションがそれぞれ実施され、各校の取り組み紹介と、世界を舞台に活躍するために必要な施策などについて意見が交わされた。

続く第3部では、採択校の卒業生4人によるパネルディスカッションが行われ、タレントのパックンマックンがファシリテーターを務めた。学生時代の海外経験が社会でどう生かされているかなど、議論が深められた。

会場校として閉会のあいさつに立った土屋学長は、5年間の支援事業を振り返るとともに、「この42大学のネットワークを生かして、今後も国際化を推進していきたい」と意気込みを語り、締めくくった。