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サッカー日本代表・長友選手が母校でトークイベント

母校で初めてのトークイベントが実現 後輩との記念撮影に笑顔の長友選手

サッカー日本代表として活躍する長友佑都選手(2009年政治経済学部卒業)が1月11日、駿河台キャンパスを訪れ、明大生向けのトークイベントを実施した。

会場を埋め尽くした後輩たちの大きな歓声の中登壇した長友選手は冒頭、6月に開催されるFIFAワールドカップ・ロシア大会への意気込みについて聞かれると、「前回のブラジル大会での惨敗で負った大きな傷は、ワールドカップで結果を残すことでしか癒すことができない。チームの勝利に貢献したい」と強い決意を示した。

また、夢の実現に関する話題については、「夢を叶えるための信念は誰にも負けていない」と断言。世界トップレベルの選手たちと日々競争し、日本代表として100試合出場を達成するなど常に高い次元で努力を続けていることに触れ、「常に弱い自分と戦っている。己に勝ち続けなければ目標は達成できない」と強いメンタルを維持することの重要性を説いた。

その後も、学生時代や海外での生活、プライベートなど数々のエピソードを披露し、学生からの質問にも笑いを交えながら真摯に応対した長友選手。最後は自らの経験を踏まえながら「大学4年間の仲間との出会いや人脈は今後の財産になる。夢や目標を持って自分を成長させていってほしい」と後輩に向けエールを贈り、締めくくった。

長友選手の一時帰国中の合間を縫って開催されたイベントは、会場のリバティホールが満席となり、急きょ別教室での同時中継が行われるほどの盛況ぶり。明大生約900人が来場した。先輩のメッセージを間近で聞いた学生は「留学を控えているので、世界で戦う長友選手の話を聞くことができてよかった」と興奮気味に話し、大いに刺激を受けた様子だった。