Go Forward

商学部 シンガポール国立大の学生とファッション・ビジネスを研究

松屋銀座に対し提案する学生たち

商学部主催の国際交流プログラム「ファッション・ビジネス研究に関する日本・シンガポール共同プログラム」が12月11日~18日、駿河台キャンパスを拠点に実施された。シンガポール国立大学の学生12人が、商学部の学生・大学院生らとともに、企業訪問やフィールドワークなどを通じて、日本のファッション・ビジネスに関する消費文化への理解を深めた。

今年度で4回目となる同プログラムは、日本学生支援機構(JASSO)の海外留学支援制度の採択を受け、2014年度から毎年開催しているもの。今回は、商学部の菊池一夫教授と、シンガポール国立大のヘンドリック・マイヤーオーレ准教授の協力体制の下で行われた。

グループに分かれた学生たちは、訪問先の企業から事前に提示された課題について、英語や日本語を織り交ぜながら、調査やディスカッションを重ね、解決案を検討。百貨店の松屋銀座、小売業の(株)チュチュアンナといった企業に対して、調査結果を発表した。終了後には、ファッション・ビジネスについて国境を越えた議論が活発に行われるなど、意義深いプログラムとなった。