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和泉キャンパス 杉並区と協力し大地震体験イベントを実施

ディスプレーの中の家具が倒れるなどリアルな大地震が再現された

和泉キャンパス課は12月5日、和泉キャンパス・第一校舎前で、杉並区の協力を受け、地震体験車「なみすけ号」による大地震体験イベント「震度7を体験しませんか?」を初めて開催。約250人の学生および教職員が参加した。

30年以内に70%の確率で発生すると予測される首都直下地震が発生した際に、自分自身を守るためにとるべき行動を学ぶことを目的とした同イベントは、杉並区防災課職員の指導の下行われた。大地震体験は、地震体験車のディスプレーから緊急地震速報が流れスタート。参加者は4人1組でテーブルの下に潜り込み、体を二つに折り、頭を床すれすれまで低く保ち、片手はテーブルの脚を握り、もう一方の手は床をつかむ通称“ダンゴ虫”の姿勢をとり、最大震度7の揺れと、収まった後に再び大きな余震が襲ってくる感覚を体験した。

参加した学生は、「アトラクション感覚で参加したが、命の危険を感じた。固定されたテーブルの脚がとても頼もしく、自宅の家具は固定されていないので心配。大きな揺れを体験できて良かった」「久々に耳にした緊急地震速報の警報音に緊張感と不安を覚えた。震度7になると体が上下左右に振り回され続けた。不意に襲ってきたらとても怖い」と話し、大地震に備えることの大切さを改めて実感した様子だった。

なお、防災啓発活動として同日および翌6日、今年度末が消費期限となる災害用備蓄品と、地震発生時の行動をまとめたチラシを約2600人の学生に配布した。
(和泉キャンパス課)