硬式野球部 田中 楽久
「とにかく野球が好きだったから」、硬式野球部への入部を決めた。突出した強みはなく、守備も得意ではない。猛者の集うチームで、なかなか出場機会に恵まれなかった。それでも「誰よりも上達した」自信はある。「大好きな野球をもっと楽しめるように」努力する日々。日の目を見たのは、現役最後の日だった。
ベンチに戻りがっしりとかわした握手。「おめでとう」(善波達也監督)。とびきりの笑顔で迎えられた。「下級生の時は本当に怖かった。でも今は、監督が全部員を平等に考え、愛情を持って接していたのが分かる」(田中)。これまでの取り組みを買い、起用してくれた善波監督。最後の恩返しとして、必死に応えてみせた。神宮での経験は「一生の宝物」。すがすがしい気持ちで、高校、大学と青春を共にした紫紺のユニホームを畳んだ。
(たなか・らく 文4 明大明治 176cm・74kg)
文・写真/谷山美海(文2)
ベンチに戻りがっしりとかわした握手。「おめでとう」(善波達也監督)。とびきりの笑顔で迎えられた。「下級生の時は本当に怖かった。でも今は、監督が全部員を平等に考え、愛情を持って接していたのが分かる」(田中)。これまでの取り組みを買い、起用してくれた善波監督。最後の恩返しとして、必死に応えてみせた。神宮での経験は「一生の宝物」。すがすがしい気持ちで、高校、大学と青春を共にした紫紺のユニホームを畳んだ。
(たなか・らく 文4 明大明治 176cm・74kg)
文・写真/谷山美海(文2)