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2018年度一般入試

4年連続志願者増、12万人の大台確実に

緊張した面持ちで入構する受験生(2月13日、駿河台キャンパス)

明治大学の2018年度入学試験は、3月2日に出願締切となる大学入試センター試験利用入試(後期日程)など一部を除き試験日程を終えた。特別・推薦入試を除く一般入試の志願者数は2月9日の時点で11万9785人。4年連続で志願者数が増加し、12年連続で10万人を超えた。最終集計は12万人の大台が確実な情勢となった。

2018年度入学試験では、全学部において入学定員を変更したほか、文学部に哲学専攻が新設。商学部、経営学部、国際日本学部の一般選抜入試では、英語4技能を用いた試験方式が実施された。

入試種別ごとの志願者数では、各学部が実施する「一般選抜入試」が前年度比4.5%増の6万3416人。昨年に続いて全体の志願動向が“文高理低”傾向となり、経営学部をはじめ文系のすべての学部で志願者数を伸ばした。

本学キャンパスと全国6都市(札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・福岡)が会場となる「全学部統一入試」は2月5日に実施。志願者数は同9.5%増の2万1622人で、2007年に導入して以降、最多を記録した。

「大学入試センター試験利用入試」前期日程の志願者数は、同7.0%増の3万4747人。後期日程は、商、理工(機械工学科を除く)、総合数理の3学部で3月2日まで出願を受け付けている。本学の最終志願者数は3月上旬~中旬に確定する。

中野が初めて入試会場に

志願者が2万人を超えた全学部統一入試では、駿河台・和泉・生田に加え、中野キャンパスに試験場が設置された。2013年に明治大学第4のキャンパスとして開設した中野キャンパスが、入試会場となるのは初めて。