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ブラジル日本文化福祉協会ら6機関にマンガ3450冊を寄贈

ラテンアメリカとの関係強化へ

付属図書館でマンガを手に取る マンガは二宮学長特任補佐(中央右)から松尾副会長(中央左)へ

明治大学はこのたび、ラテンアメリカプロジェクト(本紙第709号既報)の一環として、ブラジル日本文化福祉協会やサンパウロ大学など6機関へ、計3450冊のマンガを寄贈した。現地の若者を中心に興味関心の高い日本のマンガをきっかけとして、ラテンアメリカ諸国との関係強化につなげることが目的。

今回の寄贈先は、ブラジル日本文化福祉協会(1000冊)、日伯文化連盟(500冊)に加え、海外協定校であるサンパウロ大学(1000冊)、FAAP大学(500冊)、リオブランコ大学(200冊)のブラジルの3大学とコロンビアのEAFIT大学(250冊)の6機関。

5月7日、ブラジル日本文化福祉協会で行われた引き渡し式には、明治大学から二宮正人学長特任補佐、ブラジル紫紺会のメンバーが出席し、ブラジル日本文化福祉協会の松尾治副会長へマンガを贈呈した。寄贈されたマンガは付属図書館の専用コーナーに設置され、誰でも閲覧できることとなった。

このほか、寄贈を受けた各大学でも記念イベントやワークショップの開催が予定されており、マンガを起点とした教育・研究の振興と国際連携のさらなる推進が期待されている。