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ラグビー部 「いわき米応援プロジェクト」が始動

いわき市から目録を受ける丹羽政彦チームアドバイザー(中央)

体育会ラグビー部はこのたび、「いわき米応援プロジェクト」を立ち上げ、福島県いわき市への支援を開始した。

東日本大震災の直後から同市の子どもたちとラグビーを通じた交流を続ける中で、同市の農作物が福島第一原子力発電所事故の風評被害を受けている状況を知ったラグビー部。特にいわき産米は、県の徹底した全量検査により安全性が証明されているにもかかわらず、販売価格の低迷や取引停止などが続いており、地域の復興や生産者の生活再建の大きな障害になっている。

こうした状況をふまえ、ラグビー部は地域の復興と生産者の生活再建にいくらかでも貢献することを目的とした「いわき米応援プロジェクト」を企画。この活動の一環として、いわき市より「いわき米600kg」がラグビー部の寮食用に提供されることとなった。

合宿所での食事に「いわき米」が使用されることで、「いわき米」をはじめ、いわき市産農産物への正しい理解が深まることが期待されている。