相撲部 前田 将吾
今年3月下旬に流山南高で行われた合宿で、左膝前十字靭帯を断裂。慣れない松葉づえの生活を送り、体重は115キロから10キロ減。復帰は早くても半年要すると医師から告げられ「最後の11月のインカレだけ出られれば」と考えていた。
東日本インカレにもメンバー登録しないつもりだった。ケガで万全な状態ではないため、地元の高知で教育実習の予定だった。しかし小川総監督から「4年生だからいてほしい」と一言。教育実習の日程をずらし「学生最後の1年、やるしかない」。相撲人生12年間への思いと闘志がみなぎった。
相撲で学んだ精神面や礼を伝えたい。将来は、中学校教員になって相撲部を作りたいと語る前田。「相撲は心が強くないと戦えない」。ケガを負いながらも奮闘した前田の姿は、チームのためを思い、心技体が三位一体となった瞬間だった。心技体の体現者が未来の力士の卵を育てあげるだろう。
東日本インカレにもメンバー登録しないつもりだった。ケガで万全な状態ではないため、地元の高知で教育実習の予定だった。しかし小川総監督から「4年生だからいてほしい」と一言。教育実習の日程をずらし「学生最後の1年、やるしかない」。相撲人生12年間への思いと闘志がみなぎった。
相撲で学んだ精神面や礼を伝えたい。将来は、中学校教員になって相撲部を作りたいと語る前田。「相撲は心が強くないと戦えない」。ケガを負いながらも奮闘した前田の姿は、チームのためを思い、心技体が三位一体となった瞬間だった。心技体の体現者が未来の力士の卵を育てあげるだろう。
(まえだ・しょうご 政経4 宿毛 175cm・115kg)
文/臼井 美理亜(政経3) 写真/高橋 昇吾(営2)
文/臼井 美理亜(政経3) 写真/高橋 昇吾(営2)