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スリーボンド、スリーボンドファインケミカルと包括的研究連携協定を締結

産学連携に新たな一歩(左から柳谷理事長、土屋学長、木下社長、圡田社長)

明治大学は7月4日、工業用シール剤・接着剤大手の(株)スリーボンドおよびスリーボンドファインケミカル(株)と、科学技術の振興および産業と社会の発展に寄与することを目的とした包括的研究連携等に関する協定を締結した。

同日、駿河台キャンパス・大学会館で行われた調印式には、明治大学から土屋恵一郎学長と柳谷孝理事長、(株)スリーボンドの木下真代表取締役社長、スリーボンドファインケミカル(株)の圡田耕作代表取締役社長らが出席。関係者が見守る中、三者が協定書に署名した。

今回の連携について木下社長は、「明治大学の若い力とスリーボンドグループのグローバルな活動が融合して素晴らしいイノベーションにつながることを期待したい」と語り、圡田社長は「明治大学とスリーボンドグループが本協定により“接着”された。今後も双方にとって良い取り組みにしてきたい」と意気込みを述べた。

これを受けて土屋学長は「産学連携は明治大学にとっても重要課題。本協定をきっかけにさらなる強化をしていきたい」、続いて、柳谷理事長は「スリーボンドグループの事業に明治大学の研究力が生かされるよう進めていきたい」と、今後の発展に期待を寄せた。

今回の包括的研究連携協定の主な内容は以下のとおり。
(1)共同の研究開発プロジェクト及び新規事業の創生に向けた産学連携に関すること
(2)学術・技術交流をはじめとした研究者間の交流に関すること
(3)教育、技術者育成及びインターンシップ等の人材の育成に関すること
(4)地域・社会貢献に関すること

今後、三者は、研究を軸とした多面的な協力を通じて、新規事業や次世代を担う人材育成につなげていく。