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体育会監督会が「体育会のガバナンス」をテーマに研修

各部の監督を前にあいさつする土屋学長

明治大学体育会各部の監督で組織される体育会監督会は7月1日、静岡県熱海市において研修会を開催した。この研修は、部を越えた指導者同士の情報共有・意見交換を目的として2010年から毎年開かれており、今回は「明大体育会のガバナンスについて」をテーマとして開催された。

第1部では冒頭、若林幸男副学長(スポーツ振興担当)から講演があり、体育会活動を「正課外教育」として推進していくための、ガバナンス・組織づくりについて説明があった。講演の後には、ハラスメントやコンプライアンス等についてグループディスカッションが行われ、近年発生しているスポーツ現場での事件等を受けて、熱のこもった議論が行われた。最後は各グループから発表が行われ、体育会全体として今後一層のガバナンス強化を図るための提言等がされた。

第2部では土屋恵一郎学長兼体育会会長、鈴木利大学務担当常勤理事、千田亮吉副学長(教務担当)兼教務部長が出席し、講演が行われた。土屋学長からは「一昨年度の卒業式の学長告辞で、国際化におけるインテグリティーの話をしたが、最近はスポーツの場においてもよくこの言葉を耳にする。体育会活動においても高潔さ・誠実さを追及してほしい」とのあいさつがあった。

本学体育会は、2014年に「明治大学体育会憲章」を制定・施行し、体育会構成員がとるべき行動指針を示している。今後もこのような研修や大学役職者との意見交換等を通して、本学体育会のインテグリティーを高め、大学スポーツの発展に努めていく。
(スポーツ振興事務室)