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役員・役職者を対象に「危機管理広報セミナー」を実施

多くの参加者を集め関心の高さをうかがわせた

広報戦略本部は7月3日、大学役員・役職者や事務管理職らを対象にした「危機管理広報セミナー」を駿河台キャンパス・アカデミーコモンで開催した。柳谷孝理事長、土屋恵一郎学長はじめ法人役員、大学役職者、事務管理職ら約150人が出席した。

今回は、「法とコンプライアンスの観点から見る不祥事における初動対応の重要性」をテーマに外部講師を招いて実施された。講演では、有事の際の初動対応について、これまでに企業などで実際に発生した事案や報道内容を基に解説。その中で、問題に対する法的責任、社会的責任、道義的責任などについて、客観的に判断できる目を養うことができるかが重要である点、また、組織としてコンプライアンス意識を高めるため、広報部門が主体となった啓蒙活動の必要性などが紹介された。

同セミナーは、大学にかかわる事件・事故や不祥事の発生時に、的確な広報対応が取れるよう、日頃からの意識向上を目的に、2013年から毎年実施している。