自転車部 荒川 仁
予兆はあった。大会前の練習で既に9秒台近いタイムを計測しており「周りにも出せると言われていた」(荒川)。本番は試合用のタイヤを使用。さらに傾斜が急でストレートが短く、スピードの出やすいコースであったことも奏功した。普段は高校の先輩でもあり、ナショナルチームで練習を行う板倉玄京(経営4=千葉経大付)を参考にトレーニング。世界最先端の練習で、国内でもトップクラスの記録を叩き出した。
近年、好結果を出し続けている自転車部。昨年度の全日本選手権では板倉、隈園、荒川のチームスプリントが優勝を果たすなど、もはや日本を代表する強豪になっている。しかし、それでもつかめないのがインカレ王者の座。昨年度はトラック総合でも5位と苦杯をなめた。今回の結果は、そんな中見えた大きな光明でもある。「優勝を目指して戦えるようになった」(隈園)。来る大会は8月中旬。残された時間を使い、さらに上を目指す。悲願達成の時は、すぐそこまで近づいている。
近年、好結果を出し続けている自転車部。昨年度の全日本選手権では板倉、隈園、荒川のチームスプリントが優勝を果たすなど、もはや日本を代表する強豪になっている。しかし、それでもつかめないのがインカレ王者の座。昨年度はトラック総合でも5位と苦杯をなめた。今回の結果は、そんな中見えた大きな光明でもある。「優勝を目指して戦えるようになった」(隈園)。来る大会は8月中旬。残された時間を使い、さらに上を目指す。悲願達成の時は、すぐそこまで近づいている。
(あらかわ・ひとし 政経2 千葉経大付 175cm・76kg)
文・写真/三ツ橋 和希(商3)
文・写真/三ツ橋 和希(商3)