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本田技術研究所と知的財産権実施許諾契約を締結

燃焼解析に関する土屋一雄名誉教授の独自技術

使用した学内研究設備・AVLグラスエンジン

明治大学はこのたび、(株)本田技術研究所と燃焼解析技術に関する知的財産権実施許諾契約を締結した。

この燃焼解析技術は土屋一雄名誉教授(元理工学部機械情報工学科教授。2017年3月定年退職)の研究成果であり、土屋名誉教授が独自に開発した技術と、(株)本田技術研究所との共同研究により開発した技術が含まれる。

実施許諾契約の対価の一部は、土屋名誉教授の意向により理工学部開設50周年記念教育・研究振興基金に寄付され、主に理工学部機械情報工学科、大学院理工学研究科機械工学専攻の教育・研究の振興を目的として活用される。
(生田研究知財事務室)

土屋名誉教授のコメント

本田技術研究所との共同研究は、2007年のレース用エンジンに関する研究から始まり、テーマを変えながらも10年間継続してきた。学生参加の便宜が与えられた研究所での共同実験では、実験計画の立案やプレゼン経験等、学生の教育にとっても有難い機会を与えていただいた。本田技術研究所関係各位ならびに本学との連携を推進いただいた長島慶一氏にもこの場を借りてお礼を申し上げたい。また、特許取得や企業との連携にあたっては研究活用知財本部と生田研究知財事務室から全面的なサポートを受けた。今後もこのような事例が数多く出てくるよう支援活動の推進をお願いしたい。