Go Forward

『明治スピリット』は人生を応援し支えてくれています

米山 明子(1982年 短期大学経済学科卒)

 大学を選んだときはそれほど強い動機があったわけではありませんでした。ご縁が私を明治大学へと導いてくれたと思っています。授業では経済を中心に学びましたが、教科そのものよりも、先生方の授業を通して伝えてくださった明治スピリットが私の生きる支えとなったと感じます。専門に立ち向かわれるなかで、人としてそして女性としての生き方を示唆してくださる熱い先生方。教科を超えて生きていくことそのものを伝えてくださりました。『簿記は数字じゃなくて経済の動きをみるものなのよ』とのお言葉を、学生の私は『そんなもんなんだ』と漠然と受け止めていました。そして実際に仕事をしていると数字そのものよりも、動きやその数字の意味を考えることがモチベーションをもって仕事を前に進めていくことにつながることが理解できます。これもあのときの明治の授業があるおかげと思っております。そのご恩を少しでもお返しできるように寄付を続けさせていただいております。

また、このとき出会った『MCTC:明治大学サイクリストツーリングクラブ』は今も楽しい時間を共にする仲間です。あのころのままの若い感性で一緒に過ごす時間は、今の私にとって大きな気持ちの拠り所です。母校が明治で本当によかったと思っています。そしてこれからも明治を母校とする方のために寄付を続けていきたいと思っております。