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明治大学の更なる飛躍を願って

尾崎 義美(1975年 経営学部卒)

私は昭和46年に明大中野高校を卒業し、明治大学経営学部に進学しました。入学するとすぐに大学から寄付の依頼があり、母が少し愚痴りながらも寄付をしていたのを覚えています。卒業後、経営学部からの寄付依頼と共に、リバティタワー建設のための募金活動が始まり、頻繁に郵便物が届くようになりました。当時の私にとって寄付金の捻出は大きな負担ではありましたが、母校のためになるならばと、寄付をしてきました。今ではリバティタワーを見るたびに、あの時の寄付が現在の明治大学の飛躍に繋がっているのだと思い、嬉しくなります。

大学時代は体育会スキー部に所属していました。合宿所は私がいた頃から既に古く、卒業後、老朽化による建替えの話が出たとき、OBがある程度寄付を集めれば大学が足りない費用を負担してくれるとのことで、私も僅かながらでも役に立ちたいと寄付をさせていただき、現在の新しい合宿所が実現しました。

このように、一人一人は僅かでも、大勢の人が集まると、大きな力に繋がって大きなことを成し遂げられる寄付金の重要な役割を私は何度も実感しました。

その後、未来サポーター募金が制度化されると、他の体育会のクラブや奨学金にも年に数回、寄付をさせていただくようになりました。今後も私を含め多くの方々からの寄付が大きな実となり、母校の飛躍に繋がることを期待して継続していきたいと思います。